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修理事例

修理事例詳細

 アルト H30(2018)/HA36S

2020.06.02

  作業内容鈑金塗装キズ・ヘコミ

  作業パーツフロントバンパーボンネット

費用:約250,000円  工期:約10日間

フロント廻りの保険修理の案件です。
フロント部分がポール上のものに接触し凹みと変形などが見受けられます。
見た目はそれほど大きなものではないのですが、最近のおクルマは、パッセンジャーを守るために特にフロント廻りは思ったより損傷範囲が広かったりよく壊れるような構造になっています。

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1. 損傷確認

フロントバンパー、ボンネット、ナンバープレートなどに損傷が見受けられます。

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2. 損傷確認

左右のフロントフェンダが開いており、この場合、コアサポートの損傷やヘッドライトの損傷が想像されます。

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3. 損傷確認

フロントバンパーを外し、内部を確認します。
エアコンのコンデンサにも損傷が見受けられます。

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4. コンデンサ損傷

フロントバンパメンバが押され、コンデンサに当たり損傷と曲がりが生じてしまっています。
こうなってしまうと交換が必要になってきます。
ラジエターは、このコンデンサの裏にかなり近い位置関係で設置されておりますので、同時に損傷を受ける場合が多いです。

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5. ヘッドライト損傷

左右のヘッドライトを確認しますとブラケット部がどちらも破損しており交換が必要です。
ご予算などによっては、補修という選択肢もありますが、今回は保険での修理となりますので交換することにしました。

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6. コアサポート損傷

コアサポートやランプサポートブレースなどの損傷もあり交換及び修正、修理を行います。
この際には、エアコンのコンデンサ及びラジエターも外してしまいます。

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7. 各部交換

結果的にラジエターにも損傷があり、やはりコンデンサーとともに交換しました。

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8. 各部交換

ボンネットも交換しました。
ボンネットは、構造的に裏骨の設置により袋状の箇所があり凹みを直すのに表から引っ張り出さなくてはならない作業になったりしますので、部品価格や凹みの大きさ、深さ、位置によって直すか、交換するか決めていきます。

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9. 完成

ヘッドライト廻りを修理、交換しているので、最後に光軸調整を行い各部磨き、清掃、電気系の確認などで作業は完了です。
ナンバープレートも交換ですが、フロント用ですので普通車、軽自動車ともにナンバープレートを持ち込めば現車持ち込みは必要なく交換は可能です。
軽自動車以外のリヤナンバープレートは、封印の関係で陸運局に現車の持ち込みが必要です。
また、再発行及びナンバー変更には、申請から4日(土日祝日を除く)が必要ですので、事前に申請を済ませておくのがベターです。
納車近くになってからうっかり申請を忘れてしまっているとそこから最低4日はご納車ができなくなってしまうので、私共にとっても要注意です。
当初の見た目の損傷からは、それほど大きなものには感じられませんでしたが、本当に最近のおクルマはフロント廻りが広く壊れるようになったと思います。
その分、運転者などには損傷が及ばないようになっているのだと思いますが、比例して修理費用は高くつきますので、やはり車両保険へのご加入をおすすめ致します。
ダイレクト系も含めて保険内容の取捨選択、特約の取捨選択など本当に必要なもののアドバイスもさせていただきますので、お気軽にご相談願います。