エスティマ H21(2009) ACR50
2020.05.30
2020.05.30
リヤバンパーも外し、本格的にリヤフェンダ交換の準備をしていきます。
リヤフェンダ交換の場合、取替箇所にもよりますが一般的にはクォーターガラスの脱着やスライドドアの脱着が必要となってきて、作業も大掛かりになってきます。
エスティマの場合、右のリヤフェンダ内にリヤエアコンのクーリングユニットが設置されているのですが、リヤフェンダが深く押されてしまった場合にそこまで損傷を受けてしまうことがあります。
裸になると構造がよく分かると思いますが、クーリングユニットは大きく意外と近くに設置されております。
比較的側面からの衝撃などですと損害が到達する可能性も高く部品代も約40,000近くしますので、痛い出費になってしまいます。
リヤフェンダを押されるとその内側のホイールハウスアウターパネルも損傷を受けることが多く本来リヤフェンダが外れていない状態ですと直しにくい場所と形状です。
この部分がしっかり直っていないとリヤフェンダとのチリが合わなくなり最終的な仕上がりに大きな影響を及ぼします。
その他の修理作業経過については、端折っていきなり完成ですが、溶接、修理、交換、塗装、ガラス張替え等々を終え組付け、動作チェック、磨き、清掃とやらなくてはならない作業が結構あります。
今回は、保険修理のため費用に関してはあまり心配はありませんですが、自費修理の場合、それなりの出費を覚悟しなくてはなりませんので、やはり車両保険にはできる限りご加入いただいていた方が安心です。
また、保険加入には必需の条件や特約などのおすすめもございますので、遠慮なくご相談いただければと思います。