マークX GRX120
2014.09.28
2014.09.28
まずフロント部の修理ですが、
ボンネット・ヘッドランプ・バンパー等
付属品を外します。
次にメジャーや専用ゲージで寸法を図り骨格から直していきます
あらゆる角度から メーカー指定の寸法図を使い
損害の波及がどの部位まで及んでいるか、
ミリ単位で計測します
ボンネットは予算を下げる為にもリサイクルパーツを使用しました。
色が違うパーツでしたのでまず裏側を塗装して、
表のキズやヘコミを修理して塗装します。
新品の場合でも裏・表ともに塗装しますので
リサイクルパーツを使用した場合でも
お客様のコストだけが下がり、仕上がりは新品と同等となります。
リサイクルパーツは仕入れ時に細かいキズやヘコミがあります。
したがって塗装前にキズを削ったりパテ整形をおこないます。
その後サフェーサー処理をおこないます。この処理が非常に大事です。
クォリティを保つには、気が抜けません。
引き出しの鈑金が終わったら、パテ(粘土のようなもの。乾燥後、硬化します)を盛ります。
十分に乾燥させた後、パテを研磨して整形していきます。
その後、下塗り塗装のサフェーサーをします。
そして現車に合せてカラーの調色をしていきます。
まずメーカーのデータで分量通りに色を作ります。
テストピースに塗装をして現車と比較します。
おおよそ7割色が出ればよい方。
ここから 経験からくるカンを頼りに調色を詰めていきます。
正面、45度、180度、多方向から発色、発光をチェックします。
太陽光で確認したり、専用のライトで確認したり
様々なパターンを想定し、時間をかけてベースカラーを完成させます。
ジャスティスライン製のエアロバンパーは色分けタイプです。
まず黒い部分を塗装して、乾燥後に黒い部分をマスキングします。
その後パールホワイト部分を塗装した後、クリアコートで全体を包むように塗装します。
説明は簡単にしていますが、作業工程は下地処理・マスキング・乾燥・塗装を合わせて2日間を費やします。
マークXの純正バンパーは以外にスリムな感じで物足りないのですが、
今回のブランノアール製のハーフスポイラーは迫力がありますね。
社外グリル・LED・メッキのオバフェンもキマっててかっこいいです!
エアロバンパーのセンターにはバックフォグ(RX‐8純正を流用)を装着しました。
ご期待以上の仕上がりに大変喜んで頂きました。
またカスタムする際は、お気軽にご相談を頂ければ幸いです。
修理事例を最後まで見ていただき、ありがとうございました。
車の事でしたら修理・カスタム・保険・車検等何でもご対応させていただきます。
㈲ スマイル・クラフト
045-742-1532
担当 佐藤まで