1. 損傷確認

遠目ではわかりにくいのですが、右のフロントフェンダとピラー部分に錆を生じたキズ、凹みがあります。

2. 損傷確認

フェンダもピラーも結構内側に損傷が見受けられ作業的には少々しにくい状況です。

3. ピラー部損傷

ピラー部は、特に内側の損傷が大半で、この位置ですとフロントガラスが邪魔になるためガラスを外しての鈑金修理になります。

4. フロントガラス脱着

フロントガラスを外して鈑金作業の邪魔の排除及びガラス破損のリスクを回避します。
フロントガラスを外しますとETCアンテナやドライブレコーダーのカメラなどの脱着なども必要になり費用が嵩む要因にもなります。

5. ピラー鈑金作業

ここまで作業スペースが取れれば鈑金もしっかり行き届き修理品質が保てます。

6. ピラー鈑金作業

7. フェンダ鈑金･塗装準備

フェンダも鈑金作業を完了し、塗装前の準備としてサフェーサーを吹き付けます。
この時点で凹みやキズ、形状、ラインなどは修正し終わっています。
ここで手を抜いてスルーしてしまうと塗装後の仕上げにバッチリ響いてきます。

8. 完成

塗装を完了し、各部組付け、フロントガラスの再取り付け、磨き、清掃などを行い最終仕上げをしてきます。
衝突軽減ブレーキ装着車が増えてる昨今、フロントカメラなどのエーミング作業が増えているのが実情です。
基本的にはディーラーさんでないと調整ができない車種が多いのですが、入庫予定などがディーラーさんのスケジュールに左右されてしまうこともあり、納期にも影響が出てきてしまうことがあります。
今後、減ることはない作業になるとは思いますので、お客様にできる限りご迷惑をおかけしないよう効率的に納車までのスケジューリングを心掛けていきたいと思います。