NV350 CBF-VR2E26
2017.06.29
修理事例
修理事例詳細
1.
写真だと損傷が小さく見えますが、
全体の半分くらいまで、凹みがみられます。
凹んでいる部分の塗装を剥がします。（通電をよくする為）
銅ワッシャーを通電させ、凹んでいる部分に
溶着させます。
2.
部分的に力が加わると、鉄板の厚みが
引っ張る力に負けてしまい、、切れたり
伸びたりする可能性がある為、数多くの
ワッシャーを溶着させ、全体的に
引き出せるようにします。
3.
プーラーとスライディングハンマーを使います。
経験と長年の勘を頼りに、引き出す強さを
コントロールします。
凹んでいる部分を引出ながら、盛り上がってる部分を
ハンマリングします。
4.
粗だしが終わり、なんとなく形になって
きました。
局部的な凹みや、小さい凹みは
スポット的に小さいスライディングハンマーを
使い、根気よく引き出します。
5.
ただ凹みを出すのではなく
プレスラインを中心に
面を出すのがこつです。
6.
引出し作業の板金が終わり
パテ整形に進みます。
パテは、板金パテ ポリパテ 仕上げパテ
の三種類を状況に応じて使いわけます。
写真は板金パテです。
この板金パテの仕上がりが
非常に重要です。
7.
ページの都合上
塗装工程は、割愛させていただきます。
塗装 磨き 組み付け後の写真ですが
綺麗に仕上がっています。
ご予算やご要望になるべく、お応え出来る様
日々技術を磨いています。
