ジューク YF15 H22
2014.10.23
修理事例
修理事例詳細
1. 損害確認
まずぶつかった方向などを参考にして、
どこまで損害が及んでいるのかを
漏れの無いよう確認します
想像力 経験がものを言います
2. インナーの損害
インナーは 複雑な形状をしていますので
キズがないと結構見落としがちです
今回は はっきりセンターピラーに
キズ ヘコミが確認できました
3. 分解
ペイントする部分の付属品は できる限り
すべて外します
ピラーを 板金塗装するため
Rドアも外します
この状態で 車を移動するのは
結構違和感があります
4. 思っていたのと違う
センタピラーを修理していると
なんか右と左で 形が違う
最初はキズばかりに目が行ってしまい
よく見ると ドアでグイッとセンタピラーを
押しているようです
インナー修正 ふりだしに戻りました
でも気づいてよかった
完全にピラーの 修理 塗装を完了した後
アウターパネルの組付けです
5. 裏から塗装
新品のパーツは 塗装していない状態で
入荷するので ドアをボディにつけて
塗装する場合は まず 裏 から塗っていきます
6. 塗装ブース 入庫
Rドアの板金 Fドア 組付け 付属品の脱着後
塗装のためブースに移動です
7. マスキング 調色 塗装
かなり 地味な作業になりますが、結構大変です
根気よく丁寧に マスキングしていきます
マスキングも誰が張っても同じではありません
テクニックがあります
ホワイトパールの色合わせは
あらゆる角度から何度も調整して
色を作ります
8. 磨き 組付け
まず 塗装肌を現車合わせながら
ポリッシャーで磨きます
数種類のコンパウンドを使い分けることにより
最高の艶が出ます
磨き後 パーツを元通りに組付けます
分解した部品の機能チェックは必須です
9. 完成 チェック 納車
すべての作業が終わり 最終チェックです
まだ油断ができません
各機能チェック ルームクリーニング 洗車をして
今回の損害ではないですが 色が剥げているところは
タッチペン（無料）をします
これで完成です
